伊呂波会紹介
ここでは、京都学生狂言研究会(以下、KGKKと略す)と共に狂言の稽古に励む、伊呂波会を紹介します。
伊呂波会は、いわば、KGKKのOB・OGのなれの果て・・・そうです、大学を卒業しても、相変わらず狂言稽古を続けている狂言愛好家連中のことであります。また、KGKK出身者だけでなく、一般の人も参加してたりもします。
師匠は、やはり木村正雄師。京都・大阪・彦根・東京の各伊呂波会を木村師が出張稽古しています。普通このような習い事は、3回に2回は玄人弟子に稽古を任せるなどという横着をするものですが、木村師はどの稽古場も毎回自分で稽古をつけています。
京都伊呂波会に関しては、KGKKの日曜稽古と同時であり、KGKKと伊呂波会の人同士で組んで、一つの狂言を稽古し、舞台にかけることも多々あります。
・京都伊呂波会 京都大学能楽部稽古場(百万遍) 日曜日 午後3時〜
京都大学・同志社大学の狂言会に所属していた卒業生が中心で、狂言の基本
に忠実でありながら、楽しめる、楽しませる狂言を稽古している。
年間3回の発表の機会があり、古参は40年、新人は0年と多氏済々である。
KGKKと同時稽古で、時間指定型の稽古場。
・大阪伊呂波会 アウィーナ大阪(旧なにわ会館) 木曜日 午後6時〜
京都大学・同志社大学の狂言会に所属していた卒業生が中心である事は、
京都伊呂波会と同様で、大阪周辺の居住者が多い。京都の稽古場と交流で
きるのが特徴。
現在、大阪の稽古場は人数不足のため閉鎖されています。大阪伊呂波会は京都で稽古しています。
大阪へ稽古に来られるという方を大募集しております。ぜひ大阪伊呂波会へ!!
・彦根伊呂波会 白山神社社務所 火曜日(月2回) 午後5時〜
彦根在住の愛好者が中心で、時には外国人の飛び入りの稽古もある。
・東京伊呂波会 稽古場所:不定ですが、「雑司ヶ谷児童館」がメインです。
師範稽古日:日日は不定ですが、だいたい月に一度、
月曜日と火曜日の夜が多うございます。
それ以外の「自主稽古」日:まったくもって不定。
VTR:なし
その他:KGKK出身は、いまや少数派に!!
ついでながら・・
・KGKK(京都学生狂言研究会)
A−京都大学能楽部稽古場(百万遍) 日曜日 午後3時〜
B−同志社大学能楽部稽古場(烏丸今出川) 木曜日 午後4時〜
Aは木村正雄の指導。Bは網谷正美の指導。
共に京都大学狂言会員と同志社大学狂言会員とが合同で稽古している。
Aは京都伊呂波会と同時稽古のため、他大学生・一般人とも狂言の稽古
が出来、和気藹々(アイアイ)の雰囲気。
年間四回の舞台のうち、KGKKと合同開催の舞台は、春の「三大学狂言会」と夏の「祇園祭協賛狂言会」の二つ。そして伊呂波会単独で、小正月に「新春狂言会」と初秋に「井草八幡宮奉納狂言会」があります。(→『KGKK紹介』のKGKK年間予定表へ)
これで、伊呂波会の様子がおわかりいただけたでしょうか?
ちなみに“伊呂波”は、欧米流にいえば“ABC”ですし、また狂言の家の子が初舞台を踏むときの狂言名が『以呂波(伊呂波)』である(一般には「猿に始まり、狐に終わる」の諺にあるように、『靫猿』の猿役が言われてはいますが、それは主に関東の傾向です)ということからもお分かりの様に、KGKKで四年(最近は伸びる傾向・・)演じて、また一から狂言の芸に、稽古に励もう、といった意味合いをこめたネーミングになっています。
KGKKと伊呂波会は、このように密接な関係にあります。