腰祈(こしいのり)

 

分  類:鬼山伏狂言 やまぶし物

登場人物:祖父(シテ)、山伏、太郎冠者


 あらすじ

 修行を終えた山伏が祖父のところに立ち寄りました。 すると祖父は腰が曲って不自由しているとの事。 さっそく自慢の法力で治してあげようと祈りますが、 法力が強すぎて、腰が反り返ったり折れ曲がったりしてしまいます。 怒った祖父は山伏を追い立てます。

 

 みどころ

 どうやらこの曲は祖父がシテのようです。 こういう役はたいてい年寄りに回ってくるのですが、 腰を伸ばしたり曲げたりでずいぶんと大変です。 これで本当に腰が悪くなっては笑うに笑えません。
 腰を祈るとは、ずいぶんと変わった事をしますが、そこがまた面白いのです。 でもやっぱりうまく行かないのが狂言なんですよね。

 単語帳

【祖父】(おおじ)  祖父。おじいさん。
【郷の殿】(きょうのとの)  国元の若君。この山伏はしっかりとした家の出身のようです。

文:佐渡のきつね

 公演情報

 


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