分 類:小名狂言 太郎冠者物
登場人物:太郎冠者(シテ)、主人
あらすじ
主人が四十個の栗を貰ったので、太郎冠者に焼き栗にするよう言いつけます。太郎冠者は言いつけ通りみごとに焼き栗にするのですが、あまりにおいしそうなのでついつい食べてしまいます。気がつくと四十個の栗を全部食べてしまいました。困った太郎冠者は主人に「かまどの神」とその子供たちに栗を進上したと言って誤魔化すが、嘘がばれて叱られてしまう。
みどころ
ほとんど太郎冠者の独り芝居です。栗を焼きながら栗と会話をしたり、おいしそうに栗を食べたりとやりがいのある演技が続きます。全部栗を食べてしまった挙げ句、かまどの神が現れたと舞いながら嘘をついたり数を誤魔化そうと頑張る所も楽しいものです。狂言にしては珍しく季節感のある曲で、楽しい作品として人気があります。
文:佐渡のきつね
公演情報