末広かり(すえひろがり)


「傘(笠)をさすなる、春日山〜」
さあ、囃子物は体力勝負だ。がんばれ太郎!

 

別 表 記:末広(すえひろがり、大蔵流山本家)

分  類:脇狂言 果報者物

登場人物:果報者(シテ)、太郎冠者、すっぱ


 あらすじ

 主人である果報者の言いつけで末広がりを求めに都へ行った太郎冠者は、すっぱに傘を売りつけられる。
 戻って末広がりとは扇のことだと叱られ、太郎冠者はだまされたことを知るが、すっぱに教えられた囃子物をすると、果報者はそのリズムにつりこまれて機嫌を直し、めでたく終わる。


囃子物で機嫌を直した果報者と、最後は大団円。
「やようがりも、そうよの」

 

 みどころ

 狂言を代表するおめでたい狂言です。お使いの品とは違うものを買ってくる 取り違え物のなかでも、もっとも分かりやすく簡素である事が、 この末広かりの地位を高めているのでしょう。
 笑うというよりも、楽しい気分にさせてくれる、そんな狂言です。
 末広かり自体はこの狂言にはでてきません。

文:佐渡のきつね

 公演情報

 


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