木村正雄略歴


昭和 四(一九二九)年六月二四日生。大蔵流狂言師。京都出身、京都在住。
本名、木村要。京都大学文学部卒業。現在、京都大学留学生センター講師。
狂言師木村政一の長男。父及ぴ一一世茂山千五郎(先代千作)に師事。
 
昭和 七(一九三二)年一○月『以呂波』のシテで初舞台。
昭和四四(一九六九)年一二月「七笑会」で『花子』、
昭和四七(一九七二)年一二月「双の会」で『三番三』、
昭和四九(一九七四)年一一月「双の会」で『釣狐』、
平成 六(一九九四)年一一月「翔の会」で『枕物狂』を披らく。
 
昭和五二(一九七七)年一二月に『筵八幡』の創作・演技で大阪文化祭賞奨励賞を受賞。
昭和五三(一九七八)年三月に日本能楽会(重要無形文化財指定)会員となる。
 
平成 四(一九九二)年一一月に著書『新作絵入狂言記』を刊行する。
 
茂山千五郎家では弟子筆頭で、「同門会」(一九五八〜六三)、「七笑会」(一九六四〜六九)、「双の会」(一九七二〜八一)から、「翔の会」(一九八二〜九七)を主宰し、「さよなら翔の会」(九八)で個人の会を終結した。
狂言の普及・啓蒙にカを入れ、新作狂言を二一作創り、復活狂言・風流踊り・田楽等をも構成する。
現代においての狂言の在り方にも一見識を持つ。
 
新作狂言
『鬼の目にも涙』(一九七三)・『筵八幡』(七七)・『天河詣で』(八一)・『冥土行』(八一)・『鈍根宿』(八二)・『聖ばかし』(八三)・『唐音』(八五)・『呆れ俊寛』(八五)・『爺馬鹿』(八六)・『二人死神』(八七)・『蓬莱の福鬼』(八八)・『売声』(九一)
以上、一二作は『新作絵入狂言記』に所収。
 
『山賊聟(改作)』(九○)・『お用の尼』(九三)・『豆の木太鼓』(九四)・『寝代り』(九五)・『誑山伏』(九六)・『布晒し』(九七)・『十王堂』(九八)・『十王堂(無言狂言)』(九九)・『琵琶の湖』(二○○一)・『琵琶の湖−その後』(〇一)・『題未定(民暴狂言)』(○二予定)
 
注記:『新作絵入狂言記』は残部少々あり、定価2、000円。連絡先は075-606-8301 京都市左京区吉田泉殿町24 木村要 まで。
メール(管理人宛)にても注文可。
『新作絵入狂言記』収録の狂言の紹介はこちら。
その後の新作は『新作絵入狂言記(2)』として、平成一八(〇六)年に刊行予定。
 
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